TL;DR
AIポートレート修正は、せっかくの人物写真を台無しにする小さな問題を直すツールです。メガネの反射、メガネそのもの、閉じた目、テカリ、後れ毛、歯の矯正器具に対応します。写真を1枚アップロードし、6つの修正を好きな組み合わせでオンにすれば、顔立ち・表情・光の当たり方を保ったまま1枚の画像が返ってきます。料金は1枚5クレジットからで、修正の数によって変わりません。
AIポートレート修正とは?
AIポートレート修正は、1枚の人物写真をまとめてレタッチするためのツールです。よくある6つの欠点を修正でき、どれを直すかは自分で選びます。オンにした修正はすべて1回の処理で行われるので、1回のアップロードで完成した写真が1枚手に入ります。
このツールを作ったのは、実際の写真で問題が1つだけということはめったにないからです。食事会の集合写真なら、まばたきと額のテカリが同時に写っているかもしれません。仕事用のプロフィール写真なら、メガネの反射と数本の後れ毛があるかもしれません。同じ写真を複数のツールに通すと時間がかかり、そのたびに画質も少しずつ甘くなります。
どの編集も同じ指示から始まります。人物の顔の骨格、パーツ、肌の色、表情を保ち、背景・光・構図など修正対象以外の部分はすべて元のままにする、というものです。
一度に何を修正できますか?
スイッチは6つあります。初期状態ではすべてオフなので、オンにしない限り何も変わりません。
- メガネの反射を除去(標準または強):レンズの反射を消してレンズ越しの目をはっきりさせ、フレームはそのまま残します。「標準」はごく薄い自然な映り込みを残し、「強」は目が隠れるほど強い反射向けです。
- メガネを外す:メガネを取り去り、自然な目と眉を描き直します。フレームの影や跡は残りません。
- 閉じた目を開く:まばたきを、カメラを見て自然に開いた目に置き換えます。目の間隔、顔の形、肌の色は保たれます。
- 顔のテカリを除去:額・鼻・頬の皮脂によるハイライトを抑え、毛穴やそばかす、元の光の向きは残します。
- 乱れた後れ毛を除去:顔にかかった浮き毛を取り除き、髪の輪郭を整えます。髪型、眉、額は変えません。
- 歯の矯正器具を除去:ブラケットとワイヤーを取り除いて自然な歯を見せ、笑顔の形、唇、歯ぐきは保ちます。
ポートレートを修正する手順
- 人物写真をJPGまたはPNGで1枚アップロードします。顔がはっきりしてピントが合っているほど、モデルが使える情報が増えます。
- その写真に必要な修正をオンにし、ほかはオフのままにします。
- デフォルトのNano Banana 2.1 Editのままにするか、リストから別のモデルを選びます。
- 1Kを選びます。Pro会員なら2Kや4Kも選べます。消費クレジットは開始前に表示されます。
- 生成したら、元の写真と原寸で見比べます。特に目と歯に注目してください。
- うまくいかない修正があれば、その修正をオフにするか別のモデルでもう一度実行し、気に入ったものをダウンロードします。
どの修正を組み合わせられますか?
ほぼすべて組み合わせられます。唯一の例外はメガネで、メガネを外すとメガネの反射を除去は同じ枠を共有しています。「メガネを外す」がオンのときは、補正するレンズがなくなるため反射の設定は無視されます。
よく使われる組み合わせの例:
- 集合写真やイベントの写真:閉じた目を開く+顔のテカリを除去。
- メガネをかけた仕事用プロフィール写真:メガネの反射を除去(標準)+乱れた後れ毛を除去。
- フラッシュの反射が入った屋外写真:メガネの反射を除去(強)+顔のテカリを除去。
- 矯正中の笑顔の写真:歯の矯正器具を除去。まばたきしていたら閉じた目を開くも追加。
- メガネなしの姿を見てみる:メガネを外す+乱れた後れ毛を除去で、すっきりした印象に。
必要なものだけをオンにしましょう。修正が1つ増えるごとにモデルが編集する範囲も増えます。変更が少ないほど、結果は元の写真に近いままです。
どのモデルと解像度を選べばいい?
クレジットはモデルと解像度で決まり、オンにした修正の数には関係しません。1Kは誰でも使え、2Kと4KにはPro会員が必要です。正確な料金は生成前に表示され、失敗したタスクは自動で返金されます。
| モデル | 1K | 2K(Pro) | 4K(Pro) |
|---|---|---|---|
| Nano Banana 2.1 Edit(デフォルト) | 10 | 15 | 20 |
| Nano Banana Pro Edit | 14 | 14 | 24 |
| Seedream 5.0 Lite Edit | 5 | 8 | 8 |
| Seedream 5.0 Pro Edit | 9 | 18 | 18 |
| Qwen Image 3.0 Pro Edit | 10 | 10 | 10 |
| Wan 2.7 Image Edit Pro | 10 | 10 | 10 |
Nano Banana 2.1 Editがデフォルトで、たいていのポートレートはまずこれで試すのがおすすめです。結果がしっくりこなければ、同じシリーズの上位モデルNano Banana Pro Editを試してください。Seedream 5.0 Lite Editは5クレジットで、写真を試すのに最も安い選択肢です。
すべてのモデルがすべてのサイズで出力できるわけではありません。本物の4Kを出力できるのは2つのNano Bananaモデルだけです。Seedreamモデルは最大2Kのため、2Kと4Kの料金が同じです。Qwen Image 3.0 Pro EditとWan 2.7 Image Edit Proは、何を選んでもネイティブサイズで出力され、一律10クレジットです。
自然な仕上がりにするコツは?
- シャープな写真から始める:このツールは欠点を直すもので、ぼやけた顔や小さすぎる顔を救うものではありません。
- カメラの方を向く:正面かやや斜めのポートレートほど目が正確に再現されます。閉じた目を開く、メガネを外すでは特に重要です。
- 1枚に1人:集合写真は、修正したい人物だけに切り抜いてください。
- 強いフィルターは避ける:美肌フィルターや強い圧縮は、本来の肌の質感を残しにくくします。
- 反射除去はまず弱いほうから:まず「標準」を試し、それでも反射が目を覆っている場合だけ「強」に切り替えます。
- 目と歯は拡大して確認:AIが描き直す部分なので、ダウンロード前にここをよく見てください。
ポートレート修正でできないことは?
これはレタッチツールであり、顔を変えるツールではありません。顔の形や年齢を変えたり、背景を差し替えたりはしません。肌の補正も、美肌フィルターではなくあえて控えめにしています。
開いた目やメガネを外したあとの目は再構成されたものなので、本物の目のコピーではなく、よく似た推定です。パスポートなどの身分証明書に使う場合は、まず公式の写真規定を確認してください。レタッチした写真を受け付けないものも多くあります。
アップロードするのは、ご自身の写真か編集に同意した人の写真だけにしてください。知らない人や有名人の写真は使わないでください。